1.歪んだ悲しみと歪んだ反抗

　1分10秒から “歪んだ反抗”を、2分14秒から“歪んだ悲しみ”を、
　それぞれ表現した曲です。
　激しさと静寂が交互に訪れる情緒不安定な曲に仕上げました。


2.みんな出来ているのに、どうしてあなただけ出来ないの？

　小学校時代の悲しい記憶を題材に。
　全員が同じくらいの能力で同じくらいの事が出来るようにするという
　現在の日本の教育方針に疑問を持ち、
　発生した事例を音楽で表現した組曲です。

　0:00～：もう出来ちゃった
　1:32～：どうしてあなただけ出来ないの？
　3:28～：どうして私は出来ないの？
　4:40～：出来るまでずっとやっていなさい
　5:35～：うちの家系はね・・・
　6:41～：日が暮れちゃった


3.アンモライトの涙（オルゴールプラスアレンジ）

　制作テーマ「反抗」をオルゴールアレンジで表現した作品。
　一般的なオルゴールアレンジとは異なり、
　バンドサウンドとオルゴール旋律の“対等な関係”を目指しました。
　イントロは、1曲目『歪んだ悲しみと歪んだ反抗』と同じにすることで
　「反抗」を強調しました。


1.歪んだ悲しみと歪んだ反抗

　頭が「とかーん」としてる時に閃いて、ガシガシ描き始めました 。
　性別はあなたの判断にお任せします、細かい部分も見所です。
　糸に縛られていたり、セロハンテープで補修されているのは
　「壊れても、廃れても、操られても、
　踊らされていても生きていかなければならない過程」を描いてます。
　実は『涙と目線』という共通点が盤面以外にはあり、
　色々と工夫を施したので注目していただけたらと。
　改めて絵を見直して個人的に感じた事なんですが、
　初頒布から時間が経ってるので、違った見方も出来て面白いです。
　『生きてるな』と思います。

2.みんな出来ているのに、どうしてあなただけ出来ないの？

　自分ともう一人の自分が闘って自問自答している雰囲気を出しました。
　成長という芽を潰そうとするなら反抗してやろう。
　『自分』を貫く事で、個性という花を潰そうとするなら闘おう。
　間違い探しの答えを探すような、そんな見開き絵になっています。
　余談ですが、二つ折りにすると、また面白い発見があるかもしれません。
　曲に併せて色んな仕掛けを施したつもりなので楽しんでもらいたいです。