曲目紹介
1.憂うアジサイ
『FLOWERS』より。
3拍子の、しっとりとしたジャズ風の楽曲です。
2.潮風に抱かれて
『BEAUTIFUL SUMMER』より。
響太作曲のものとしては2曲目となるボサノバ曲です。
若干悲しげな雰囲気を醸し出した海をイメージしたアップテンポ曲です。
3.真夏の曲線美
『BEAUTIFUL SUMMER』より。
かつて、福氏と合作を行った『Colorful Summer』に収録された
『真夏の悩殺』に続く「真夏シリーズ」第二弾です。
ビキニ女性の美しいくびれと、壮大な海を表現した16ビートフュージョンです。
4.アサガオ
『FLOWERS』より。
イントロの部分では、朝露をまとうアサガオを表現しました。
その後は、日の出と共に変化するアサガオを表現しています。
5.ディモルフォセカ
『FLOWERS』より。
「オレンジ色の花」というテーマで作った曲です。
他にも、懐かしい情景と噴水、夏の昼下がり、
ぬるい風などをテーマとして制作いたしました。
6.エキゾチックムーン
『月明かりの夜』より。
テーマは、月明かりが綺麗な、満月の夜のドライブです。
スピード感と静寂といった、相反するテーマでの制作に挑戦した曲です。
7.化けた女
『月明かりの夜』より。
同じメロディーを用いるも、音色とアレンジに変化をつけることで
「化けた」イメージを醸すことに挑戦した、こちらも実験的作品です。
かつて、福氏と合作を行った『Colorful Summer』に収録された
「青春熱帯夜」に続く、ジャズ風ワルツ曲第二弾です。
この曲を経て、
「ネガティブ オマージュ」に収録された『風俗店』に繋がります。
8.失恋桜
『FLOWERS』より。
「コテコテのジャズ風」を目指して楽器構成を少なめに制作してみました。
リズムを意図的にずらすことで曲中のアクセントとすると共に、
『失恋』と『桜』という、それぞれ不安的な情景を表現しました。
9.ショッピングモール
『NEWTOWN LISTENING』より。
はじめて作ったボサノバ曲です。
めずらしく、スムーズに形になった曲です。
(ビギナーズラック的な)
10.ニュータウンの出口
『NEWTOWN LISTENING』より。
この曲が収録されていたアルバムの全てのフレーズを
ちょっとずつ盛り込んで強引にフュージョンにまとめ上げた曲です。
これまたひとつの実験作品ですね。
11.パールブリッジの夕暮れ
『BEAUTIFUL SUMMER』より。
明石海峡大橋(パールブリッジ)から見渡せる夕暮れがテーマのベタな曲です。
曲名を『明石海峡大橋の夕暮れ』としなかった理由は、
『海峡』という文字が非常に重い印象である為曲の雰囲気と合わないことと、
『パールブリッジ』という言葉を用いることで
一種の非現実的な空間を演出出来るのではないかと考えたからです。
次の『真冬の愛情』の原曲に引き続いてバラード風第二弾として制作しました。
12.真冬の愛情
『SILENT WINTER』より。
もともとは、バラード風の曲を初めて作ったのがこの曲の原曲です。
自分のセンスと経験の無さを痛感したしょっぱい思い出となった曲でした。
前述した『真夏の悩殺』と対にするべくテーマを決定しました。
男視点から「女性」を見たとき、
『悩殺』と相対するもう一つのテーマは『愛情』ではないかと考え、
『夏』と相対するキーワードとして『冬』を用いて、曲のテーマとしました。
13.夜明けの月
『月明かりの夜』より。
幻想的な夜明けをイメージしたパッドで始まり、
朝の澄んだ空気の中、消えていく月を表現しました。